Who is Mano Hideko?
日本の美容文化を広めた真野英子
「美と着物」を融合させ、
広く普及に尽力した、真野英子。
学校法人マノ学園創設者・真野房子の長女として生誕し、95年の生涯を通じ、日本の美容界の発展に貢献。その貢献から2004年にICD世界美容家協会シュバリエ褒章を受章しています。
感性と知識、独創性。
多くのヘアスタイル、着物制作に影響を与えた。
真野英子の真骨頂は、多岐に渡る知識見聞の広さによる独創的アイデアの表現にあります。それは着物制作においても同様で、京都・おか善制作による振袖、通称「少年・少女」は自身のアイデアの具現化のため、着物絵師ではなくイラストレーターに下絵を描かせたなど、時に先入観やセオリーにとらわれない自由さで、新しい風を吹き込み、美容界、着物の世界に影響を与えてきました。
数多くの才能を育てた、美容界の功労者。
1924年より約100年の歴史を持つ、学校法人マノ学園・真野美容専門学校。「少人数制」を掲げ歴史を重ねる中、真野英子は2代目の理事長・校長として、一貫して「基本技術の重要性」を説いてきました。特に技術の正確さに関しては、非常に厳しい目で伝承者を育成してきました。
History of Mano Hideko
真野英子の生涯
-
1925
12月14日、マノ学園創設者・真野房子の長女として生誕
-
1946
渡米、ロサンジェルス州で美容ライセンスを取得し、米軍基地内のヘアサロンで従事
-
1965
マノ学園理事長に就任
-
1978
著書「HOW TO DO BETTER HAIRSTYLING」刊行
-
1986
新宿区歌舞伎町2丁目に真野美容専門学校新校舎完成(現所在地)
東京都知事より専修学校認可。「真野美容専門学校」に改称
-
1987
マノ学園真野美容専門学校・学校長に就任
-
2004
ICD・シュバリエ受賞
-
2009
ICDより永年貢献表彰
-
2021
1月26日 95歳で逝去